一次側及び二次側電気設備の設計・施工工場から一般住宅まで、様々な建物に対応致します。
一次側・二次側電気の違いを、住宅を例にわかりやすく説明します。
ホーム分電盤に入れる一次側電気は、お客様の電気設備容量にもよりますが、低圧電灯(単相100V・単相200V)・低圧動力(三相200V)による受電及び高圧(6600V)による受電のための工事が一般的です。
また、高圧受電に関しては、受変電設備(6600V→100V・200V・400V)を用い高圧から低圧へ変圧する事により普段身近に使用している電気まで電圧を落とします。ホーム分電盤から取り出す二次側電気は、一次側で受電、変圧した電気をお客様設備機器への供給するための工事が一般的です。
当社は、お客様の電気設備トータル容量や、ご使用機器の設備容量を元に、受変電設備の構築や分電盤や配線等の選定し、施工箇所特有の状況を踏まえた配線等の設計します。
また、これらを実現するための配管配線及び結線、盤関係(キュービクル、動力盤、電灯盤等)の製作等の施工を主に行っています。
空調設備に伴う自動制御設備の設計・施工省エネルギー、省コストで環境と人に優しく。
自動制御設備は 、計装(Instrumentation)とも呼ばれてます。
計装の「計」は計測器。「装」は装備するという意味で、つまり、計測して制御する装置を備えることを指します。
空調においての計装は、主に温度制御・湿度制御・圧力制御が主となります。
一例として、暖房時の室内温度制御を挙げると、計測器として室内温度検出器、制御する装置としてデジタル温度調節器、及びコイルに通す温水の量を可変する電動弁を用います。室内温度を検出し、調節器により電動弁を動かし、任意の温度へ近づける。これをフィードバック制御と言います。
これは、ほんの一例にしか過ぎませんが、当社ではこれらの設計や、これらを実現するための施工(自動制御設備盤の製作据付、各自動制御機器の取付、配管配線及び結線、試運転調整)を主に行っています。
プラント設備に伴う計装設備の設計・施工安全かつ安心してご使用いただけるシステムをご提案いたします。
計装の由来は、空調設備と何ら変わりません。空調との違いは制御対象が直接生産に関わりがある点です。
一例として水道を挙げます。
飲料として処理した水には決められた量の塩素(蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持)が含まれていなければいけませんが、人の手を持って24時間365日、それを保障する事は容易ではありません。
そのため、検出器として残塩計(残留塩素濃度計)を用い24時間365日計測し、記録計によりデータを蓄積する事により、安全な水であることを担保しています。
これは、ほんの一例にしか過ぎません。当社では、これらを実現するため、メーカーと共に設計・施工(計装盤の据付、各計装機器の取付、配管配線及び結線、試運転立会)を主に行っています。
自動制御設備の保守点検業務定期的な点検・メンテナンスもお任せください。
先に説明したとおり、自動制御設備と計装は同一語になります。しかし、一般的に自動制御設備の標記は、空調設備に用いられています。当社では、お客様の自動制御設備がより良い状態で稼働できるよう、メンテナンスを行います。具体的には、以下の項目が一般的にです。
・校正証明済(年一回外部検査機関へ依頼)の機器を用い、検出器の誤差が範囲内であるか計測。
・校正証明済の機器を用い、調節器へ模擬入力信号を与え正規の出力が出る事を確認。
・駆動部の動作確認(全閉、全開、異音、円滑)、駆動部のネジ部などの増締め確認。
・盤内結線部の増締め等の確認。
・お客様への報告書の作成。状況によっては機器交換の促進。